日記


    ぜひ読んでほしい本

私たちは、自分の体験する範囲でしか世界を認識できず、自分自身への認識も、そうした狭い視野でしか認識できない傾向があります。
私たちが日本人だと思っている現在の私たちの日本人としての性質は、西洋文明が濃厚に浸透してからのものです。それ以前に私たちがどんな民族であったかを、何度もわの舞講習では話してきましたが、私は偶然にもそうした日本人のよさが失われていない陸の孤島のような地域で育ったため、痛切に感じました。私の地域で当たり前であったことが、都会では当たり前ではないという現実に若い頃に何度も直面し、日本人の持っていた世界に稀にしか見ることのできない特質に、実体験から気付きました。

 

そんな体験をしたくてもできない人たちのために、読んでほしい本。
それがこの本です。
『逝きし世の面影』(平凡社)

 

私は、最近の海外輸入のとってつけたようなスピリチュアルに傾倒する日本人を見るとむなしくなります。それよりも、もっとはるかに上質な本物のスピリチュアルが日本にはあったからです。日本人であることを知らなすぎると思うのです。
自然な魂の成長経路がそこにはありました。
なぜ、かつての日本には、鍵などいらなかったのか。
なぜ私たちはそうした社会を再びつくれないでいるのか。
深く考えてほしいと思います。

                                    2013.3.5

     小学生のわの舞

 昨年6月から世田谷区の小学生にわの舞を教え始め、練習を積み重ねて、先日1月に子供たち100人でわの舞を踊ろうというイベントがあった。100人以上の子供たちで原始の舞を踊ったが、すばらしいもりあがり方だ。練習を積み重ねてきた子供たち以外は初めて踊る子供たちだったが、初めて踊るわずかな時間の中でのもりあがりが大人にはありえないほどすごかった。瞬間、瞬間の動きをとらえ、おもしろい発想のかけ声が次々に集団で生まれる。見ている大人たちがどっと笑う。笑いのうずのような原始の舞となり、会場全体が活気ある盛大なうずに包まれた。
  子供たちの中にある原始感覚はすばらしい。会場にいた、それまでは固い雰囲気の大人たちを、一瞬でのびのびとした自然体にさせてしまった。終わってから司会者が感想を聞くと、「わの舞 最高ー!」と一人の女の子が叫んでくれた。
 子供たちにわの舞を教えてくれる青年がこれからたくさん育ってくれたら、どんなにすばらしいだろうと思った。
  子供たちにわの舞をと思う立場にある方は、ぜひご連絡いただけたらと思う。

 

                                  2013.2.14

 

 

 

 


 コスモスダンススタジオの公演

舞台公演を主とする舞踊団体の中で私が今一番注目している団体、コスモスダンススタジオの公演が、8月28、29日にあります。
昨年わの舞に来てくれたメンバーの人たちの輝きに共感し、舞台を観て、どうしてこんな舞台がこの程度の注目しかされていないのだろうと残念に思いました。
抽象的すきる表現ですが、気持ちのいい透明感を感じる作品ばかりで、真摯に舞踊に向かい、人間をみつめる姿勢が自然ににじみ出た作品に何度も涙が出ました。
龍神の舞講習でおなじみになったシーちゃんは、実はこのコスモスダンススタジオのダンサーでもあります。シーちゃんももちろん出演、不自由な体を克服しての主宰者の大貫由紀子さんの踊りには誰もが勇気をもらうと思います。息子さんの大貫勇輔さんの踊りもすばらしいです。
もちろん私も観にいきます。満席になる可能性もあると思いますので、前売り券がおすすめです。
ちなみに、コスモスダンススタジオの設立者、麻美先生は、松田聖子の振り付け指導をしていた方でもあります。

 

 

        虹

 ヤップから帰ってからも多忙で、ヤップや離島での記事を書こうと思

いつつ、時間をとれずにいます。一つだけどうしても書いておきたい衝動にかられたので、虹のことだけ書いておこうと思います。

 

 前回も虹をみなさんで見ることができましたが、今回は、初めてわの舞を踊った日、その直後に、それまではまったく何もなかった大空に完全な半円の虹が現れました。離島に渡る前日です。

 わの舞いはこの7月末で2年を迎えましたが、最初の約1年の間に新しい会場に行くたびに虹が出現し、7回を数えましたが、2年目はさらに頻度が増し、おそらくわの舞での虹の出現数は2年で20回を超えていると思います。

 各地のわの舞に何度も同行して下さっている方々には、おなじみの体験となりつつありますが、それまで何もなかった上空に、わの舞いを踊ると虹が出現するということがこの2年間で何度も起きているのです。虹だけでなく、鳥がどこからともなくやってきて、上空を旋回するという、タオ・コードと同じあの光景が展開したことも何度もありました。

 

 外で舞うことが少なかった初めの頃にも、虹は奇跡的なタイミングで出現したり、消滅していました。ある会場が初めてスタートした時、会の直前に会場の主催者Yさんのちょうど真上に見える位置にピンポイントで球形の虹が出現したことがありました。Yさんを祝福するかのようなその虹の存在に誰一人気づかなかったので、携帯で話しをしているYさんだけには伝えてあげようと私は待ちました。ところが、それまでくっきり輝いていた虹だったのに、話し終わったYさんに教え、Yさんが見上げたその瞬間に、本当にその一瞬にして消えたのです。

 まるで、本人には見せてはいけないと言うかのような消え方に、私は人間を超えた意志のようなものを感じました。

 

 今回のヤップでの虹も、前回の3月に行った時、虹の端と端が海から昇るのを見て、完全な虹ではなかったので、この二つがつながってくれたらとちらっと思ったのですが、今回、その通りに出現したのです。それも、片方は海から昇り、もう片方は島の端から昇り、まるで海と陸(陰と陽)を結ぶように出現し、両者のまったくの中央に満月が出て、虹が満月を包む象徴的な形となりました。

 私は新しい土地に行くたびに雨で迎えられることが多く、現地に着くと雨は止みます。このことと、虹は無縁ではありません。虹は雨によって出現するからです。 

 私は雨を水の精霊の祝福と感じます。虹はその、水の精霊と光の精霊の共同の舞いのように感じます。だから、まるく空にかかる虹は、私たちが地上で無邪気に円舞する時、水と光の精霊たちも、それを喜び、祝福し、同じように天で円舞していると感じます。

 

 こんなことを言うと、現代人のマインドは、メルヘンにすぎないと思うことでしょう。

 しかし、そのメルヘンが、現実に何度も起きています。

 この、メルヘンを超えたメルヘンを自然の中で体験する時、先住民が精霊と呼んだ働きが何であるかが、わかってきます。

 文明人は、自然と人間は結び付いていると思っていません。無関係に偶発的に自然現象は起こるのだと思っています。それが科学的認識だと信じています。古代の人々は、自然世界が人間の意識と結び付いていると強く信じていました。

 これは逆に言えば、信じていたからこそ、結び付き、信じていたからこそ自然を操る力があったのではないでしょうか。

 義務教育をまともに受けていなかった私は、そのことを劣等感に感じていましたが、もしかしたら、大変なラッキーだったのかもしれないと思う時があります。

 

私たちの意識が高次元に至り、

自然が、

物ではなく、

精霊となるとき、

虹は、私たちに語りかけ、

水は、私たちに伝えてきます。

私たちがどうあったらいいのかを、、、

 

自然界は、いきものであると同時に、精霊です。

水の精、

虹の精、

花の精、

木の精、

土の精、、、

ヤップでも多くの精霊を感じ、

行けなかった人たちのために、花の精を持ち帰りました。

各地のわの舞講習にお持ちしたいと思います。

 

 

 

 

今回の夏至

あさっての22日は夏至ですが、今回の夏至は、とくに日本人にとって上昇気流を生じやすい夏至となります。 
『タオの法則』の三十六章などでも少しふれていますが、とくに節目の前の陰陽作用は重要な意味を持ちます。 
太陽系リズムの先の節目である3月の春分は、言うまでもなく、大地震による暗黒の日々と言ってもいいまっただ中で節目を迎えています。こうした失うことの多い後の節目は、『タオの法則』二章の「手放し難きを手放せば、得るべきを得る」で、上昇気流の節目となります。 
今回の大地震の後、個人的にも不調な時期を体験された方が私の周囲にもたくさんいました。日本人全体が大きな捨てるサイクルを体験したのです。今、徐々に潜在的には上昇気流が生じつつあります。今回の大地震の意義については、『ガイアの法則Ⅱ』や『タオの暗号』でもふれる予定ですが、日本人にとって重要なエネルギーと関わっています。このエネルギーに乗るか乗らないかは、個人のあり方にかかっています。 

この節目によりよく上昇気流に乗るためには、節目の日に何かをしても意味がありません。 
節目のタイミング以前にスタンバイになっていなくてはならないからです。 
そしてそのためのタイミングとして重要なのは、明日です。 
明日をぜひ大切にしていただけたらと思います。 

どんな感覚で大切にしたらよいのかは、『タオの法則』五章が参考になります。 
未来を快の感覚で予感している状態。 
これが、節目を上昇気流に持ち込むポイントです。 
イメージするのではなく、予感するのです。 
考えるのではなく、感じるのです。 
いったん上昇気流が発生すると、人生はほっておいても上昇し続けます。 
上昇と言っていますが、宇宙の流れに乗る状態が、人間には上昇と感じるのです。 
魂が望むとおりに人生が流れるのです。 

ぜひ、明日を、ゆったりと大切に!

 

 

(この記事は、私のミクシィの日記に掲載した記事の転載です。時折ですが、ミクシィの日記にメッセージを書くことがあります。ミクシィをやられているかたは、お気軽にマイミク申請してください。「千賀」の名前で登録してあります) 

 

 

 

東日本大震災の意味とヤップ

白魔術師の治療の家
白魔術師の治療の家


以前から、大きな講演の始まる前に地震というパターンが何度もあったが、今回も、ヤップツアーの前日に地震となり、ヤップの文化との対比に強いメッセージ性を感じた。


出発日の当日は、交通網がままならない中で、意外なほどスムーズに出発、最初から諦めた参加者意外は全員予定通りに出発することができた。テレビ等の情報よりも自身の確信を大切に行動することの大切さをあらためて認識した。
ダイビング目的以外で日本人が訪れた例は、この三年間でないのではないかと言われたほどに、よほどの目的がない限りは行くことのない島だけに、文明の影響をまだわずかにしか受けていない、原始の感覚すら感じさせる人々との出会いが心に響いた。空港ですら、ふんどし一枚の男性をみかけるほど、文明の手の入った場所でさえ、自身のスタイルを維持している人々にまず感動した。
滞在したホテルのDさんが連日私たちのために様々な企画を提供してくださり、私たちの目的に応えようと、力をそそいでくれた。
白魔術師と呼ばれている村のリーダーの家におじゃまさせていただいたのは、貴重な体験となった。
精霊とは何なのか、どうやって彼らと関わっているのか、彼らにどう守られているのか、彼らが生活する古来のやしの葉の家の中で聞いた、古来のままの見えない世界との関わり方の話は、私たち文明人が失った世界をみせつけてくれた。
ありえないほどのタイミングで、ちょうど到着した翌日には、村の踊りの祭りがあり、村で行われるなまの踊りを準備の段階から体感することができた。まだやしの葉の家しかない村の中で、男性数十人で踊られた踊りは、実に荘厳さに満ち、人間の存在を彼らがどう認識しているのかの、私たちとの違いの大きさに直面させられた。私たち文明人の男女観とはまったく異なる男女観がここにはある。それが、言葉を介さずに無言で伝わり、無言で心に響く。何と尊く異性を認識し、何と神聖に異性を感じるのだろうと、感動でいっぱいになると同時に、文明人の異性の求め方が、いかに貧弱で、いかに欲望的で、いかに私利私欲であるかを反省させられる。私たちがなぜ愛に満たされないのか、彼らの踊りだけで、その理由が体感的に伝わってきた。神聖さを微塵も感じない現代人の男女感覚と彼らの違いを直観した。部屋にもどってから、参加者のMさんと、現代人の男女のあり方の話題になった。恋愛さえもマニュアルで行おうとするほどの、本当に大切なものを忘れきっている現代人の恋愛の愚かさなどについて深く話し合った。
同室だったKちゃんとも、早朝に同じような話しをした。現代社会のすべての歪みの本質に男女関係の歪みがあり、現代人は男女の本来のあり方を忘れ、すべてが権利の奪い合いになっていること、そしてそこから満たされない愛の歪みが生まれ、それを満たし、埋め合わせるために様々な社会的問題をうみだしていること。知的に見えながら、私たちはまったく賢いとはいえない生き方であることを、ヤップ人の生活スタイルと比較しながら話し合った。
Kちゃんは、まだ二十代でありながら、原子力発電の危険性について訴える活動もしてきた人で、マスコミにはなかなか流れない情報を知っていた。私も実体験で十代の頃からその危険性とそれを隠そうとする社会のあり方の矛盾を認識させられて育った経緯がある。二人でその問題について話し合っていたこのツアーの最中に、原発の爆発のニュースが届き、まさに私たち文明人の愚かさの象徴と受け止めた。
誰がどう考えても、大災害が起これば危険とわかる原子力を際限なくふくらませ続け、自然や命を汚染する私たち。
知識をあふれるほどにふくらませながらも、そのあふれる知識に、まるでおぼれているかのような生き方の私たち。
対して、私たちのような知識ではなく、深い人間としてのあり方に根ざし、知識を超えた叡智に生きるヤップ人たち。

その、まったくの対称性のはざまに私たちは存在していた。

この強烈な対称性に、私自身がなぜ位置しているのかという現実に、私は、今まで以上に強くこの問題を訴えなければいけないという、天のうながしを感じ続けた。
この違いの本質は、見えない世界にいかにつながっているかにあるような気がする。
そしてその端的な違いは、まず愛に表れる気がする。
全日私たちを案内してくれたヤップ人のJさんも、純真さと愛を見せ付けてくれるような人であった。

 

ヤップの人々は、津波にどんなタイミングでどう対応したら安全かを、知恵の積み重ねで知っている。
もちろん、やしの葉で作った家は、地震で崩壊しても、怪我さえしない。
まったく働かなかったとして、食料はジャングルの中に人間の食べる何倍もあり、病院で治らない病気さえも白魔術師の手当で治ることがあると聞く。
彼らは、我々にはなにも見えない電灯のない真っ暗な夜の道も、暗さに鍛えられた自身の目で見ることができる。
今回の旅は、自然との調和に生きる人々の賢さと、文明人の愚かさを見せ付けられる旅であり、出発日前日にそれが起きたことは、まさにその強いメッセージであることを私に伝えるかのようであった。
彼らの本質にあるものは、やはり、目に見えない存在への畏敬の念である。

 

3.11は、9.11の、ちょうど6ケ月(半年)のずれ、いずれも、知識の文明の愚かさともろさを象徴する出来事として歴史に刻まれるだろう。

捨てるべきものを捨てるよう、また、私利私欲の知識の文明から真の叡智の文明に戻るよう、私たちは促されているのではないだろうか。


ヤップは、文明の手が入り、文明と原始とのはざまにある。
私たちの滞在した村は、最も原始的スタイルの地域ではあったが、それでも文明とどう関わるかで酋長たちは悩んでいる現状が生じている。
今回の旅行を支えてくれたDさんは、旅行の最後に、まだ文明の手がまったく入っていない、離島の村人たちと生活をしてみたかったらお手伝いしてくださると話してくれた。長期滞在でなければ実現できないかもしれないが、ぜひ年内に再び実現できたらと思っている。ちなみに女性も、腰蓑のみを身にまとい、上半身全裸の、彼らと同じスタイルでなければ、彼らの村は受け入れてくれないようである。文明を完全に捨て切れない方の参加は、次回は難しそうだ。
しかし、そうしてすべてを捨ててこそ、完全なる人類の原点に出会えそうである。
実現の見通しがついたら、このHPで予告しようと思っている。
生き方の原点を、さらに深く探求したい。

 


俳優の松山ケンイチさんと対談

 

1月18日、『人のセックスを笑うな』などに出演の俳優、松山ケンイチさんとの対談がありました。

映画『GANTZ』の公開前日であったため、テレビ出演であわただしい日本テレビの一室で対談は行われました。

『タオ・コード』をお読みになって感動し、ぜひお会いしたいとのことで、対談へと結びついたのですが、『タオ・コード』への理解が、驚くほど深く、聡明な人物であることにまず感心しました。

彼の話す内容は、抽象論ではなく、ご自身の俳優としての実体験から得られたものばかり、対談をしながらも、感動の連続でした。

 

対談記事は、映画関係の雑誌、『ピクトアップ』四月号に掲載されています。

 

 

 

 

カンタティモーレ

1月16日

 カンタティモーレという映画を観ました。

 すばらしいテーマに感心しました。

 タオ・コードに共感された方は、きっと共感されると思います。

 詳しくは、こちらを

     ↓

http://www.canta-timor.com/

 

 

 

 

 

 

 

神戸講演&わの舞い

 5月30日の神戸での講演、わの舞へご参加くださったみなさま、ありがとうございました。

 今までで一番135度に近い場所でのわの舞の会と講演に、今までで最多の人数の方々が全国から集まってくださったこと、大変ありがたく思っております。

 大変な遠方からいらしてくださった方々がたくさんいらっしゃったことにまず驚きました。本当にありがたく思います。私のつたない話では交通費に見合わないかもしれないと、申し訳なく思いつつ、つたないお話をさせていただきました。

 参加くださったお一人お一人とゆっくりお話しできればよいのですが、そうしたお時間がとれないこと、申し訳なく思っております。今後、できるだけ多く、遠方でも会を開いていきたいと思っております。

 135度の今回の会は、大きなスタートに感じました。

 わの舞に共鳴してくださった読者の皆様、ぜひ関西の地でわの舞を続けていただけたらと思います。

 今回、読者でない方々のご参加が多かったこと、そしてそうした方々が共感してくださったも、とてもうれしかったです。私のつたない本を読まれるよりも、まずはみんなで一緒に踊り、気持ちを通じ合うことができること、そこからスタートしていただけたら、それ以上にうれしいことはありません。

 

 

 高松のわあいのみなさま、ありがとうございました。

 素朴な、あたたかい人と人との集まり、感覚で人と人とがつながって…、コミュニティの原点をみる思いがしました。

 前日とは対照的な少人数での会、みんなで大地に大の字になって、私も、やりたいことをやりたいようにやらせていただき、楽しかったです。

 

 みなさん、ありがとうございました!

 

 

 

 

 

最近読んだ本

 本を読む時間がしばらくありませんでしたが、海外に行く時間が取れ、ひさしぶりに本を読みました。

 題名は『使える弁証法』(田坂広志著 東洋経済新報社)。

 ここ数年間で一番勉強になりました。ちょうど読書の時間がとれるタイミングに合わせるように読者のKさんが紹介してくださいました。ありがとうございました。

 とてもわかりやすい本です。本当にこの本は使えると思いました。ガイアの法則にも通ずる内容です。ぜひお読みください。

 

 

 

 

中矢伸一氏との対談

 中矢伸一さんの日本弥栄会の『たまゆら』誌に、中矢伸一さんと私との対談が掲載されました。ぜひ、お読みいただけたらと思います。

http://www.nihoniyasaka.com/

 

 対談しながら、私自身も、中矢さんがご研究されてきた日月神示の世界観とガイアの法則のそれとが近いことに驚きました。

  謙虚なお人柄にもとても好感がもて、勉強になりました。

 

 

 

ハワイのパワー

 先日までハワイに行ってきました。

 8ヵ所ほど、パワースポットと思われる場所を視察しました。その中で、最も強いものを感じた場所は、バースストーンと言われる岩とその周辺でした。足を踏み入れたとたんに他の場所とは明らかに異なる空間を感じ、岩のある場所から半径100m以上の広大な土地全体に清浄な気を非常に強く感じました。ハワイアンの人々の中にも、事ある度にこの地を訪れる人がいるようです。いるだけで気が充填され、ある岩の場所に来たとき、ここで誕生儀式を行うべきとひらめきました。

 まだ未定ですが、できれば年末に、この場所でのバース体験を含めた、ハワイの強い大地の気を充填するツアーを企画したいと思っています。ある古代の遺跡が、日本の神社とまったく同じ風水構造を持っていることも発見しました。こうした要所、要所を訪れたいと思います。

 料金も、何とか十万円台におさえて、可能であればハワイ島にまで足を伸ばせたらと思っています。実現できる場合は、このホームページで募集をします。12月8日~10日頃から6、7日間になる可能性が高いです。参加の見通しがつく方はご連絡いただけたらと思います。

 

 ちなみに風水的にみて、今年のハワイは日本人の最大多数の人にとってよい気を受けやすいタイミングにあります。ハワイ自体がもともと気が高い場所ですが、タイミングによってその気を受けやすいタイミングとそうでないタイミングがあります。
ハワイのエネルギーは、生命を活性化させ、活動的、発展的にさせる性質がありますが、今年はそうした作用を最も倍増させるタイミングにあります。
 日本人にとってハワイから得られるエネルギーの性質は、地球における日本列島の地理的な特殊性から、ごく限られた地域からしか得ることができず、ハワイはその最大ポイントです。これが、日本人が無意識にハワイに惹かれる理由だと私は思っています。
 こうした気のエネルギーは、行ってすぐに現われる場合もあれば、数ヵ月後、数年後になる場合もあり、そのリズムにも法則があります。読者の方々に、私のインスピレーションや必要な人との出会い、発想の実現など、様々な事柄がテンポよく展開する訳を知りたがる方がいらっしゃいますが、一つには、こうした時間と空間のリズムに合致して活動することにあります。関東方面で手軽に行けるインスピレーションの高まる場所の一つに伊豆がありますが、ガイアの法則の一部は私は伊豆で執筆しました。伊豆のある地域に行くと、考えようとしなくても必要なインスピレーションがやってきます。たとえノンフィクションであっても表現によって同じ体験がまったく違った表現になります。そうした表現も、考えて書いている間は本物ではありません。武者小路実篤、島崎藤村、志賀直哉、若山牧水、木下順二など、歴史に残る有名作家がわざわざ申し合わせたように伊豆地域に泊り込んで執筆したのは、微妙な意識レベルであればあるほど大地の気の影響を受けやすいからで、そのことを作家たちは経験と直感からつかむからです。こうしたことは、人から教えられるのではありません。自ずと分かるようになるものです。
 こうした場自体のエネルギーと、空間と空間の移動角度、移動時間、すべてが人間の根底的な意識エネルギーに関係します。食物が人間をつくるように、空間エネルギーは、それ以上にその人の深いレベルの意識をつくり、結果として運命を形作ります。私は、そうしたことを数十年にわたって直感と実践で把握しながら独自な理論を完成させる作業を続けています。ガイアの法則でふれた風水も、私が把握している風水のほんの一部の公開です。
 各個人の意識の流れ、運気の流れを宇宙全体の流れに合致させるための風水プログラムも、現在、希望者に行っていますので、関心のある方はお問い合わせください。指定した場所に旅行するだけで運気的にも大きな発展をもたらす効果が得られますし、そのエネルギーが作用する時期を特定付けることも可能です。
 ハワイのツアーが実現しましたら、来年は、ヤップ島へのツアーも考えています。原始的な文化が残されている地域で、文化的にもおもしろく、風水的にはインスピレーションを非常に高める場所にあります。